旧五島プラネタリウム投影機を後世に遺したい!

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■展示保存計画について

  
閉館直前に撮影した五島プラネタリウム投影機

東急文化会館の屋上に銀色のドームを輝かせ、渋谷のシンボルのひとつとして親しまれた、(財)天文博物館五島プラネタリウムは、2001年3月11日にその44年の歴史に幕を下ろしました。 
あれから早くも9年余りが経ちました。私たち実行委員会は、この11月にオープンする渋谷区の新施設に、ぜひ五島プラネタリウムのツァイスW型投影機を復元して展示したいと考えています。
復元展示では星空を投影することはできません。しかし訪れるかつての五島プラネタリウムを知るみなさんには、懐かしい記憶がよみがえることでしょう。

東急文化会館で元気に働いていたころのプラネタリウムは、はじめ高さ1メートルほどの保護柵に囲まれていましたが、のちに支柱の下側は円筒形の木製の枠に包まれたため、投影機が台の上に乗っているように見えました。
訪れた人々は台上に高々とそびえる投影機を見上げていました。
今回の展示組み立てでは、展示場所の条件を考慮して、投影機の高さを1メートルほど低くすることになりました。
かつての台の上の部分を再現するわけです。こうすることで、見学者からは投影機をかつてより間近に見ることができるのです。

展示・保存イメージ 五島プラネタリウム時代の投影機
(黄色枠内を再現するように展示します)