■五島プラネタリウムとは
・(財)天文博物館五島プラネタリウム
(財)天文博物館五島プラネタリウムは昭和32年4月、渋谷の東急文化会館8階に開館しました。
それより前には有楽町に東日天文館プラネタリウムがありましたが、昭和20年の戦災で焼失してしまいました。
そこで、当時の学界最高権威の先生方が「東京に再びプラネタリウムを」と運動された結果、つくられたのがこの五島プラネタリウムです。
日本で3番目のプラネタリウムでした。
開館中の44年の間に1600万近い人々がその美しい星空を体験しました。
また、プラネタリウムの機能を活かした、解説員の機械操作と生解説を通して最新の科学知識に触れることができました。
ここから多くのプラネタリウム解説員が育ち、この施設を参考にして各地にプラネタリウム施設が建設されました。
そして平成13年3月、多くの方に惜しまれつつ閉館となりました。
・カール・ツァイスW型投影機(プラネタリウム)
五島プラネタリウムのドームは直径20mで、座席は445ありました。
その中心に、西ドイツのカール・ツァイス社製プラネタリウムW型投影機が、黒い艶消し塗装に身を包んだ姿で立っていました。
美しい星空を作り出すこの投影機は、現在・過去・未来の太陽・月・惑星や星空の正確な動きをドームスクリーンに投影することができる精巧さをも持っており、「ツァイス君」の愛称で多くのファンに親しまれました。
・五島プラネタリウム館内写真
あなたが通った五島プラネタリウムの情景を今でも思い出せますか?
館内配置図と写真を比べながら見学したあの日の館内をもう一度歩いてみませんか。
記憶の中に埋もれていた五島プラネタリウムがきっとよみがえります。
配置図に描かれた番号と同じ数字をクリックしてください(別ウィンドウが現れます)
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